「感受性」と「感性」を知る必要性

日常で感受性と感性について、同じように使われてるわけですが、本来はちがうもの。

心理学や芸術教育、哲学などではきちんと区別されて、それぞれを理解している場合が多いです。

一言で表すのであれば

感受性は受け取る力

感性は意味付け、表現する力

と言えます。

感受性の説明は前回の繊細さとの違いのところで説明いたしましたので、簡単に一言追加させてください。

感受性とは、感じる入口

であります。

では、感性について、知っていきましょう。


感性とは

感じたものを自分なりに理解し、価値づけし、表現する能力

のことです。

たとえば、同じ夕日を見て

「きれい」と言う人

「終わりを感じる」という人

「希望が湧いてくる」という人

同じものを見ても違うもの、これが感性です。

感性は創造につながっていきます。

感性が働くと、

詩になる・音楽になる・絵になる・デザインになる・教育になる・哲学になる

わけです。

受け取ったものを、形にする力

のことです。

世界を見て

【感受性】で、感じ取る・受け取る・気づく

そして

【感性】で、解釈する・意味づけする・価値を見出す・表現する

それが言葉だったり、音楽、芸術、教育、行動となること

感受性が入口となり、感性が出口

つまり、

感受性は感性として表現していけば、どんどん成長可能なわけです。

そして受け取ったものは出すことで、循環が生まれ、生きやすさとつながってまいります。

感受性はセンサーであります。

アンテナと表現されることもあります。情報を受け取る装置ですね。

感性は料理人であります。

受け取った素材(感受したもの)を料理する人です。同じ素材が目の前にあっても、シェフにより出来上がる料理は違うわけです。

学校教育における「感性を育てる」とは、単に感じることではなく、

感じたことを考え、選び、表現する力を育てることを意味します。

哲学者たちは、「世界との出会い方」として感性を見ています。

同じ世界にいても、人それぞれ違う世界を生きている。価値観は違って当然。身分、信仰心、住む場所として表れることもある。

その違いを、感性とし、表現している。

感受性とは受信すること

感性とは編集し、創造すること

これは今の子供たちは教育されています。

これを学ばなかった大人たちは、今学ぶ必要があるわけです。

呼吸の話にもつながってきますが、

良質なものを求めるのであれば、リセットする必要がある。

それはやみくもに断捨離を行うわけではなく、きちんと精査し、編集し、という作業がまず必要となっています。

今の子供たちの将来を心配し、動いているように見える大人が多く存在してます。

ただ本来するべきことは、

大人であるものたちが、時代に適応していくこと。

ワタシは子供たちのことを過度に心配していません。それは、これから生きていくために生まれた者たちだから。希望です。

それよりも、今年齢的に大人と言われるものが作ったこの世の中、因果応報が起こっているわけですね。今が良くないという大人の方が心配です。

感受性と感性がなければ、しかも純粋な感受性と感性を使いこなすことが出来ないのであれば、この先、生きていくことが難しいということを意味します。

本響学でのまとめをします。

感受性は、世界の声を聴く力。

感性は、その声に、自分だけの意味を見出す力。

人は、感じるだけで終わらせてはならない。

感じたものを育て、自分の言葉や行動、作品(人生)へと結実させることで、感受性は感性として花開いていく。

ご参考になれば幸いです🍀

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