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  • 体の大切さを知る本響学

    体、身体・・・

    体あっての私たち人間です。

    体という個体・物質は、私たち人間にとって重要なものになっています。

    病気になること、五体満足でないことは悪い事ではないことを知っていただきたいのも、本響学を探究していくひとつの理由です。

    響きと言えば、目には見えないもの。

    でも、身体がなければ、感じ取れないものが非常に多いことを知らなければなりません。

    私たち人間には、身体で感じる力がすでに備わっています。その

    人はなぜ音や縁や出来事を、身体で感じることができるのか

    このことについて、探求してまいりました。

    やはり、そこには唯一の正解はないという現実がありました。

    それは、見る角度により、伝え方や扱うものが違うからという問題も存在します。そして、それぞれの人が、何を信じ、何を根拠として生きているのかにも大きく差が生じているわけです。でも探求していく、ということには、様々な角度からの意見を参考にしていくことが必要です。まず受け入れてみるということです。


    科学的な視点

    科学的には、人は音や出来事をまずは脳で処理し、その結果として身体が反応すると考えています。

    例えば、悲しい曲を聴き胸が締め付けられる感覚、緊張を感じるとお腹が痛く感じる感覚、感動すると涙が出る、などです。

    これは、神経系、自律神経、ホルモンの働きによるものと説明されています。

    また、近年では、腸と脳の関係も研究され、

    腸は「第二の脳」とも呼ばれるようになり、腸は感情と深く関わることも分かってきています。

    つまり、科学は、

    身体は心の結果ではなく、心そのものの一部である

    とも言い始めているようです。

    東洋思想の視点

    東洋では、頭より先に身体が真実を知っているという表現をしています。

    「腹(肚)でわかる」という表現をします。

    肚=下丹田は、知識だけでなく、実感

    胸=中丹田は愛や悲しみ

    眉間=上丹田は直感

    それぞれを得る場所。つまり

    身体は魂の言葉(見えない言葉)を翻訳する場所

    と考えているように思います。

    そして、音楽家としての視点もお伝えしてみたいと思います。

    素晴らしいと言われる音楽家の方の話を聞いていると、みなさん内面の管理をきちんとされている方が多いことに気づきます。整えているということ。

    演奏するということは、技術だけでなく、必然的に内面が現れてしまうからです。それは音楽は、言葉になる前のものを伝えるものであるからとも考えられます。

    赤ちゃんで例えると、赤ちゃんは言葉を知らない間から、母親の声に反応していることがあげられますね。

    私たち人間は誰かの声を聞いただけで、安心したり、警戒したり、涙が出ることもあるわけです。

    つまり、音は意味ではなく、存在そのものを運んでいるもの。そのため音楽家は、言葉にならないもの(まだ見えぬもの)を身体で受け取る訓練を長年続けているとも言えます。そのため、霊的に敏感な人が多かったり、感受性が豊かなことで感性として表現しているわけです。

    そしてそこで、ワタシの考えを本響学として表すと

    人は、世界を頭で理解する前に、響きとして受け取っているのではないか

    という仮説でした。

    初めて出会った方にご縁を感じること、それはまず胸が反応する現象。そして後で理由を考える、という行為。

    ある音楽を聴く、先に涙が溢れてくる。そして後から意味が分かる。

    ある場所へ行く、先に身体が緩む。後から「ここが好きだ」と気づく。

    これはワタシの感覚でありますが、もしも他の人にも当てはまるのであれば、

    人間は理性で生きているわけではなく、まずは「共鳴」で生きているのではないか。理性はその後に説明付けているだけかもしれない。

    そして、人はなぜ音や縁や出来事を身体で感じているのか、ということには

    人間が世界と分離した存在ではなく、本来は響き合っている存在だから

    という一つの答えのようなものにたどりついたわけです。

    科学ではそれを「神経系」や「共感」と呼び、

    東洋思想では「気」と呼び、

    宗教やスピリチュアルでは「霊性」と呼び、音楽家は「共鳴」と呼んでいる。

    呼び方が違うだけで、見ている現象は同じだとも思います。

    そしてこれから先、響きはどこから来て、身体はなぜそれを知っているのかに注目していきたいと考えています。

    この「響き」の正体を知る上でも、体は大切な存在です。

    体とは命。命があるから、経験が可能ということ。成長が可能ということ。

    そして、体とは細胞までを含めます。私たちの肉眼で把握できないものも含みます。

    そして、前回も書いた「中身の大切さ」

    これは心、魂はもちろん含みます。そして大切なのは、すべての細胞が健康であることが一番理想とはされますが、健康だとは言えなくても、意識を向けている状態、それは整えようとする意識も含むと思っています。

    そして、「響き」をそのまま受け取り、判断するためにも、体の少し外にも目を向け、環境、家族、住む場所という、自分の身体を超えた「自身を構成する「体」」も大切にしていく方法をお伝えしていけたならと思っています。

    ワタシという存在は、地球レベルでのマトリョーシカの一部分であると考えているわけです。

    響きを受け取るための身体作り

    この変化の激しい世の中で、安心して過ごすために、とても重要となってくることでしょう🍀